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144時間ルールの緩和問題

夜勤専従看護師として仕事をはじめるにあたっては、把握しておかなくてはいけないことがあります。

まずは72時間ルールについて説明し、そのあとで144時間ルール、そしてこの144時間ルールの撤廃について話をしていきますので、一読してみてください。

■72時間ルールとは?

このルールは看護師1人が1ヶ月におこなえる夜勤の時間について定められたものであり、72時間以下にしなさいという決まりのことをいいます。

これを守らなければ診療報酬がかなり安くなってしまいますので、医療機関では遵守されていないということはまずありません。

なお、これは夜勤専従看護師以外の看護師に対して設けられている制限でもあります。

■144時間ルールとは?

これは常勤の看護師ではなく、夜勤専従看護師の夜勤時間について定められたもので、ひと月あたりの夜勤時間は144時間が上限ですよというルールのことをいいます。

常勤の看護師と比較して、倍の時間夜勤をすることが認められているのが夜勤専従看護師の特徴でした。

■144時間ルール撤廃

特徴でしたと記しましたが、いまはこのルールはなくなっています。

狙いとしては、夜勤専従看護師以外の看護師の夜勤時間を短くし、負担を軽くすることが挙げられます。

■144時間ルール撤廃のデメリット

以前より夜勤の日数が多くなり、時間も長くなることから、夜勤専従看護師の負担が重くなります。

撤廃以前より仕事は肉体的にも精神的にもハードなものになりやすいのがデメリットといえるでしょう。

昼夜逆転もよりしやすく、プライベートな時間も以前より犠牲にしなくてはいけません。

常勤で固定給であれば、待遇が変わらなければそれだけ損をしてしまうことにもなります。

■144時間ルール撤廃のメリット

以前より夜勤の日数が増加、長時間労働になるということは、非常勤の夜勤専従看護師にとっては好都合であることも少なくありません。

よりたくさんのお金を稼げるようになったといえるため、夜勤をどんどんして高い給料を得たいと思っている人にとっては大きなメリットであるといえるでしょう。